コマンドライン
公式サイト:
Command Line Arguments | Blender Manual [Official]
オプション
起動方法の指定
※最初に指定する。
-b
/--background
:バックグラウンドで実行する。
レンダリングの指定
※最後に指定する。
-a
/--render-anim
:アニメーションをレンダリングする。-f
/--render-frame
:静止画をレンダリングする。
レンダリングオプション
※読み込むファイル名の後に指定する。
-s
/--frame-start
:アニメーションの開始フレーム-e
/--frame-end
:アニメーションの終了フレーム-j
/--frame-jump
:何フレーム毎にレンダリングするかを指定する。-s
/--scene
:レンダリングするシーンを指定する。-o
/--render-output
:出力パスを指定する。
Python 実行
-p
/--python
:指定した Python スクリプトを実行する。--python-expr
:与えた文字列を Python 文として実行する。
ドキュメント:
Command Line Arguments | Blender Manual [Official]
参考:
Command Line | wiki.blender.jp
コマンドラインからレンダリングを実行する
-b
オプションを指定してバックグラウンドで起動し、-a
オプションを指定してアニメーションをレンダリングする。開始フレームと終了フレームを -s
及び -e
オプションで指定する。
>"C:\Program Files\Blender Foundation\Blender 3.4\blender.exe" -b test.blend -s 1 -e 240 -a
参考:
コマンドラインレンダリング | CGBeginner たてはま
レンダリングのバッチ処理 | Blender Cycles memo
Setting render options from the command line – Blender Stack Exchange
スクリプトを実行する
参考:
3D モデルから 2D 画像を自動生成する方法について – Qiita
初期状態で起動する
プリファレンスが初期状態の Blender を起動するには、コマンドプロンプトから --factory-startup
オプションを付けて起動する。初期状態で有効なアドオン以外は読み込まれず、スタートアップファイルも初期状態のものが読み込まれる。
>"C:\Program Files\Blender Foundation\Blender 3.4\blender.exe" --factory-startup
ドキュメント:
Misc Options | Blender Manual [Official]
参考:
Start Blender with all addons disabled temporarily? – Blender Artists Community
ログオプション
ドキュメント:
Logging Options | Blender Manual [Official]
デバッグオプション
ドキュメント:
Debug Options | Blender Manual [Official]
参考:
logging operators? – Blender Artists Community
FFmpeg で画像を連結して動画に変換する
Windows
コマンドプロンプトで実行する。
>"C:\path\to\ffmpeg.exe" ^ -framerate 24 -start_number 1 ^ -apply_trc iec61966_2_1 -i "%%04d.exr" ^ -vcodec libx264 -preset slow -crf 21 ^ -pix_fmt yuv420p -movflags +faststart ^ -r 24 output.mp4
Mac / Linux
シェルのプロンプトで実行する。
$ ffmpeg -framerate 24 -start_number 1 \ -apply_trc iec61966_2_1 -i %04d.exr \ -vcodec libx264 -preset slow -crf 21 \ -pix_fmt yuv420p -movflags +faststart \ -r 24 output.mp4
入力オプション
入力ファイルの前に指定する。
-framerate
:入力画像のフレームレートを指定する-start_number
:開始フレームを指定する (デフォルト:1
)-apply_trc iec61966_2_1
:OpenEXR 画像 (.exr) の色空間を sRGB に変換する
変換オプション
入力ファイルの後に指定する。
-vframes
:出力フレーム数を指定する (※出力フレームレートで換算)-vcodec libx264
:H.264 でエンコードする-preset
:H.264 エンコードのプリセットを指定する (デフォルト:medium
)-crf
:固定品質モード (CRF) の品質を指定する (18
~28
/デフォルト:23
)-pix_fmt yuv420p
:色情報を YUV420 でエンコードする (一部のプレイヤーは YUV420 でないと再生できない)-movflags +faststart
:メタ情報を先頭に配置して、再生をすぐに開始できるようにする-vf reverse
:再生方向を逆転する-r
:出力動画のフレームレートを指定する
ドキュメント:
H.264 Video Encoding Guide | FFmpeg wiki [Official]
参考:
H.264 でエンコード | tech.ckme.co.jp
x264 の CRF 値はどれくらいが適切なのか? | もにっき
ログをファイルに出力する
Windows
PowerShell から Blender を実行して、標準出力及びエラー出力をログファイルに書き出す。
> & "C:\Program Files\Blender Foundation\Blender 3.5\blender.exe" --debug-all 2>&1 | tee blender_log.txt
参考: