倍音
概要
物体に打撃や摩擦を加えると、固有振動数を基にした音が発生するが、周波数を解析して成分をみるとその整数倍の音が含まれている。周波数分布において、一番低いピークを「基音」と呼び、その整数倍の周波数に現れるピークを「倍音」と呼ぶ。
参考:
倍音列
A2 の倍音列
- 第
1
倍音: A2 (110Hz) - 第
2
倍音: A3 (220Hz) - 第
3
倍音: E4+1.96ct
(330Hz) - 第
4
倍音: A4 (440Hz) - 第
5
倍音: C#5-13.69ct
(550Hz) - 第
6
倍音: E5+1.96ct
(660Hz) - 第
7
倍音: G5-31.17ct
(770Hz) - 第
8
倍音: A5 (880Hz) - 第
9
倍音: B5+3.91ct
(990Hz) - 第
10
倍音: C#6-13.69ct
(1100Hz) - 第
11
倍音: D#6-48.68ct
(1210Hz) - 第
12
倍音: E6+1.96ct
(1320Hz) - 第
13
倍音: F6-40.53ct
(1430Hz) - 第
14
倍音: G6-31.17ct
(1540Hz) - 第
15
倍音: G#6-11.73ct
(1650Hz) - 第
16
倍音: A6 (1760Hz)
参考:
音の種類
- 楽音: 音程を持った音で、純音以外のものを指して呼ぶ
- 純音: 一種類の正弦波による音
- 噪音: 決まった音程が感じられない音を指して呼ぶ。例えば、衝撃的な音、打撃音、摩擦音、ノイズ、インパルス状の音、子音などが含まれる。
参考:
楽音/上音
「楽音」とは、音程を持った音で、純音以外のものを指して呼び、主に旋律やハーモニーを担当する楽器が奏でる音色は楽音として認識される。
楽音には通常、基音と倍音が成分として含まれるが、金属製の部位を持つ楽器は特にノイズのような高調波を含み、高音域に噪音が感じられる。一般に倍音及び高音域の噪音を含めて「上音」と呼ぶ。
楽音の成分
- 基音
- 上音
- 倍音: 整数次倍音
- 噪音: 非整数次倍音
参考:
ギターの基音/倍音の役割 #2 | キャプテンチュウハイのアコギの横道
ギターの基音/倍音の役割 #2 | キャプテンチュウハイのアコギの横道
まとめ
倍音とは何か – 整数次倍音/非整数次倍音/波の合成 | しぐにゃもブログ
徹底解説!倍音とは!? | KHUFRUDAMO NOTES