パラレルコンプレッション
概要
- 別名: ニューヨークコンプレッション
元の音源そのまま (Dry 信号) とコンプレッサーにより圧縮された音声 (Wet 信号) をミックスすること。コンプレッサープラグインに Dry / Wet ミックスがあれば、プラグインをトラックに挿入するだけで行うことができる。幾つかのトラックにまとめて適用する場合は、リターントラックにセンドして、リターントラック内で処理してからミキシングを行う。
典型的な利用方法としては、かなり強めにコンプを掛けて味付けとして混ぜる、特定の帯域のみを EQ で取り出して圧縮することで強調する、などが挙げられる。
参考:
パラレルコンプレッションとは?その目的/方法について | OTO-to-MIMI
音質を劇的に変える!初心者でもできるパラレルコンプレッション最強ガイド | Yuuki-T
Ableton Live
Audio Effect Rack
Dry チェーンと Wet チェーンを作成し、Wet チェーン内でエフェクトを適用することで、1トラック内で Dry / Wet ミックスを行える。チェーン選択をマクロに割り当てることで、Dry / Wet の調整が容易になる。
動画:
Parallel Processing (Matt Tinkler)
How to Do Parallel Compression (Becky Saif)
Parallel Compression (Mr. Bill)
参考:
パラレルコンプレッション編 | SoundATHLETE COLUMN
Drum Rack でパラレルプロセッシングする時のやり方 | 無理ない暮らし
How you do parallel compression on Ableton? – reddit
delay and phasing issues using parallel comp on a return – reddit
Is using a compressor on a return track essentially using parallel compression? – reddit